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2016.9.5

中年乗務員の転職奮闘記|その4

みなさん、こんにちは。中年新人乗務員の野口です。九月の声を聞いたとたんに秋めいてきましたね。朝晩に吹く風も涼しくなって、夏の終りを感じている今日この頃です。さて、単独乗務が始まり、ひと月がすぎました。最初の頃は緊張感でガチガチ!お客様のお声が聞き取れなかったこともありましたが、いまではハッキリクッキリ。目的地を聞き間違えることもなくなりました。しかし、そんなときこそ気をつけたいのが経路ミス。慣れた頃に発生するミスのベスト3ではないかと思います。 ① 職業ドライバーとは言っても、まだまだ駆け出しの私。都内のすべての道路を熟知しているわけではありません。そこで頼りにしているのがNAVIシステム。目的地を入力すれば経路がわかるすぐれものですね。しかし地図が古いままの機種もありまして、冷や汗をかくこともたびたびでした。そんなときに先輩ドライバーに相談したら「僕はiPhoneのグーグルマップを活用していますよ。これなら地図の最新版が表示されるので安心です」に思わず納得。なるほど、この手があったか! ② 私もiPhoneユーザーでしたので、さっそく活用することに。でも手持ちで検索は道交法違反。そこで装着用のホルダーを購入して、ダッシュボードにしっかりと固定しました。うーむ、なかなかの出来映えだ!なんて大満足の私。音声ガイダンスもつかえるので、迷うことなく目的地に向かえますね。これなら安心。とは言うものの、NAVIはあくまでも補助ツール。これに頼り切ると道路を覚えないどころか、時には遠回りになる場合もあるので要注意です。お客様とのトラブルは、避けたいですからね。 ③ お客様からNAVIを使うようにご指示をいただいた際でも、経路の復唱と確認は最低限のルール。これを怠るとお叱りの言葉をいただくことになりますね。なにごとも手抜きは厳禁です。そういえば先日のこと。30歳くらいのビジネスマンをお乗せしたときに「運転手さんはiPhoneを使っているんですね。かっこいいなあ!安心感がありますよ」とお褒め(?)の言葉をいただいた次第です。シニアが使うとかっこいいのでしょうか。もちろん、使用する際はお客様に、ひと言のお断りをするのもマナーですね。  
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