いよいよ始まりましたね、初乗り¥
410の実証実験。都内では8月5日(金)〜9月
15日(木)まで実施されます。ちょっとそこまで乗りたいけど、¥
730は財布にやさしくないなあ・・・とか、運転手さんに嫌な顔をされたとか。乗りたいのに乗れないお客様に、これからはもっと利用していただきたい。そう考えてスタートしたこの試み。果たして反応は、どうなのでしょう。そこで私も実験に参加。銀座に用事があったので、新橋駅から乗ってみることにしました。

8月6日(土)午後、新橋駅東口に設置された専用乗り場には、ちょい乗り目当てのお客様がズラリ!新聞やテレビでも報じられていたので、認知度は上々ですね。ふだんは
JR有楽町駅から歩いて買物に行くというご婦人は「暑いのに銀座まで歩くのかと思ったら気が滅入るけど、¥
410なら大助かりです。エアコンが効いてて涼しいでしょうし!」と話してくれました。ちなみに新橋駅から銀座4丁目付近までは、初乗り¥
410圏内かもしれません。

それなら私もと銀座4丁目付近まで乗ってみました。後部ドアには、初乗り¥
410の大きなステッカー。どこからみても目立ちますね。行き先を告げると「かしこまりました」と運転手さん。車内は涼しくて快適。ワンメーターでも嫌な顔を見せない運転手さんに安心した次第です。外は暑いだろうなあ・・・なんて思っているうちに銀座4丁目交差点に到着。所要時間は、およそ7分。ここまで歩くと
15分はかかるし、暑さでフラフラになることも考えると、この¥
410は決して高くありませんね。この快適さは、やみつきになりそうです。

さて、乗務員の収入減につながるのではないか、などと騒がれた初乗り¥
410。でも利用者目線で捉えれば、交通機関の選択肢が増えて大歓迎ではないでしょうか。都内の短距離化は、時代のニーズであり、スタンダード。ちょい乗りを実際に経験して実感した次第です。懸念される収入減は、知恵と工夫で乗り切る。少なくとも私たち國光自動車は、存続を賭して新たな時代の付加価値を創出したいと考えています。キーワードは、快適性。お客様に喜ばれる接客・接遇をめざす私たちにご期待ください。