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2023.8.16

いまタクシー乗務員の収入が熱い!

コロナが5類に移行して以来、街には人出が増えて、コロナ前の日常が戻ってきた。羽田空港の出国者は、お盆休み初日の10日だけで約3万人。インバウンドの入国者を含めると、コロナ前の2019年に迫っている。その勢いで収入が増え、潤っているのがタクシー乗務員だ。日本交通グループの国光自動車によると「2023年7月度20出番以上の平均給与は、税込506,383円」だったと云う。なかには60歳で定年を迎え、未経験で始めたにもかかわらず、平均給与に近い収入を得ているシニアもいるそうだ。物価は上がるけど、給与が上がらないご時世で、定年後にこの収入なら文句ない!これは、すごい! その秘密は、どこにあるのか。その疑問を解決するために、港区の国光自動車を取材した。経営者、管理者、そして乗務員に話を聞くと「第一の要因は、タクシー料金の改訂です。昨年11月に初乗り運賃や爾後の運賃が変わりましたので、その影響が大きいですね」タクシー乗務員の収入は出来高払いだから、運賃の上下が収入に直結するが、やればやっただけ収入に反映されるというわけだ。「第二がコロナの5類移行で人出が増えたこと。そしてGO!アプリの影響もあると思います」確かにGO!アプリでタクシーを呼ぶ利用者が増えている。筆者も遅ればせながらアプリを利用してみたが、タクシー会社に電話する手間が省けるだけでなく、およその到着時間がわかるすぐれモノだ。 乗務員に話を聞くと「コロナ禍では転職も考えたが、踏みとどまって正解でした。いまではコロナ前より収入が増えています。そしてコロナ禍でも乗務員優先の経営を変えなかった会社に感謝しています」コロナで経営環境がどんなに厳しくても、乗務員の生活を最優先してきた東山社長の経営理念は素晴らしい。やはり『我慢の先に花が咲く』というわけだ。とはいえ、国光自動車ではさらなる事業展開にそなえて、乗務員の募集を進めている。「定年退職者だけでなく、いまよりもっと生活を豊かにしたい壮年層にも、面接の扉を開けて待っています」さあ、転職を考えているあなた!まずは話を聞いてみるだけでも損はない。日本交通グループの国光自動車に相談してみたらいかがだろう。
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