きょうの話題は
安全を支えるプロフェッショナル。カレンダーが新しくなって、なにかと話題になる安全運行ですが、それは乗務員だけが注目されることではなく、影で支える整備士がいればこその成果です。万全の整備体制が整っているからこそ、乗務員は安心して仕事をすることができるのです。安全運行を影で支える整備士たち。彼らもまた乗務員と同じように、この仕事に情熱と誇りを持った職人です。納得がいくまで整備の手を緩めない姿に、感動すら覚えます。

深夜から早朝にかけて帰庫する営業車。整備士は乗務員にクルマの調子をヒアリングし、少しでも具合が悪ければ手を入れる。ささいな異音でも聞き分けて、乗務員の安全運行に支障をきたさないように仕上げる。ボディ、バンパーなどのエクステリアに、キズがあるようなら板金を施す。その作業風景はまさに自分のクルマにかける愛情と同じなのでしょう。

タクシーの車両は平均して
50万
km〜
60万
kmほど走行します。自家用車では、およびもつかない距離を走るのです。それだけの距離を走るクルマですから、どこかに不調が起きても不思議ではありません。つねに完調を維持することは、並大抵ではないことを記憶しておいてください。その努力と情熱を燃料として、私たちは今日も明日も安全運行に励んでいます。