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改正道路交通法がきょうから施行されますね。主な改正点は自転車の危険行為。酒気帯び運転が罰則付きの違反となり、スマホのながら運転が強化されます。いずれも重大な事故につながる行為で、死者や重傷者が多発していることが背景にあります。厳罰化の様相ですが、課題は周知。これまでのように「知らなかった」「すみません」では済まされません。「ながらスマホ運転」は6カ月以下の懲役もしくは10万円以下の罰金。「酒気帯び運転」は３年以下の懲役もしくは５０万円以下の罰金です。 それにしてもスマホを見ながら運転するなんて、極めて非常識で自己中心的な行為です。自分では気をつけているつもりでも、視野は確実に狭くなるし、咄嗟の判断が遅くなって人身事故につながりかねません。世の中を便利にしようと開発されたスマホを否定するつもりはありません。むしろ責められるべきは、それを使う人間の側にあります。常識や倫理観の欠如は、人として最低であることを認識するべきです。 また、酒気帯びも同様です。自転車は軽車輛として位置づけられています。それを知っているのにも関わらず、居酒屋で酒をあおり、ふらふらと蛇行運転をする輩を目撃しています。自転車だから…と軽い気持ちでいるのであれば事故が減ることはないでしょう。軽車輛であるなら免許化もしくは許可化するべきであって、このへんの法整備を進めることも必要ではないでしょうか。