2024.7.29
日本版ライドシェア・リポート
働き方改革が浸透して、時間に余裕がある方が増えています。そんな方に人気なのが、日本版ライドシェア。Wワークで収入を増やしたい。いきなりタクシーに転職は勇気がいるので、まずはライドシェから…なんて方も少なくありません。そこで弊社の取組みをご紹介。ライドシェア・ドライバーの活躍ぶりもリポートしてみました。 まずは弊社の取組みから。ライドシェアを始めるにあたって、いきなり一般の方を募集するのは、タクシー会社として不安がありました。荷物を運ぶような感覚でお客様を乗せられても困りますし、なにより安全が担保できるかということが、踏み出せない理由でもありました。議論を重ねて出した結論が、社内の管理者で試験運用をしてみようでした。 ひと月ほど試験運用をしてみて、ライドシェアの長所と欠点を洗い出し、それを基に運行マニュアルを作成したのです。もちろんそれは、研修会で活用しています。求人面接会でさっそく募集をかけたところ、一般ドライバーの応募がありました。定年で退職したばかりの61歳・男性です。弊社貸出車両にて、ひと月に10日間ほど働いています。 売上としては、1日4時間X10日間ですが、約8万円ほどの収入になっています。「定年退職後の働き方として、悪くはありません。フルタイムではないので身体もラクですし、そこそこの収入がありますので満足しています」とのこと。日本版ライドシェア・ドライバーは、新しい働き方として注目されています。乗務員不足に悩むタクシー会社にとって、吉となるかはこれからですが、弊社としてはこのチャンスを最大限に活用する所存です。これからの国光自動車に、ご期待ください。